「復興元年」幕開け

 先週は市内各地で入学式、入園式が挙行されました。
 新年度新たな仲間が加わり新生活が始まりました。
 ここ陸前高田市役所も第4庁舎が完成し手狭だった仮庁舎から本庁舎として本格的に稼動しました。
 辞令交付式では新採用者19名が、市長より「市役所の仕事は行政サービスであり、市役所を訪れる方々すべてに笑顔で対応できないと公務員は務まらない。来庁された方々が心和む市役所にして欲しい」と訓示された。
 また、名古屋市をはじめ全国より58人の派遣職員も各部署に配属され一市職員として職務を全うすると誓い新体制がスタートした。
 私がここ陸前高田市に来て一ヶ月経過しました。名刺交換させていただいた方も100人以上になります。当然お会いし方々はそれ以上です。これは、普段の業務では考えられないことです。当然一回きりの方もおられますが、二度三度お会いし挨拶を交わすことで、顔と名前が一致してきます。
 また、庁舎内では顔見知りではありませんが当然のようにすれ違うと挨拶を交わすことで、ひとつの絆を感じます。
 市民の方々は自ら地域づくりに一歩一歩確実に前進しています。以前のように否、いままで以上に住民の絆が強くなることで今まで以上の陸前高田になることを期待しています。
 その中で自分に何ができるか、もがき続けます。



山崎喜弘(富山県南砺市