遷り変わり

 派遣期間も残り数日のなりました。(私にとって最後のブログ?)
 3月当初の寒さから徐々に暖かくなり今は桜が咲く季節になってきました。
 昨日、4月始めごろ道に迷っていたところ声を掛けていただいたことから
親しくさせて頂いている脇ノ沢の漁師さんにお願いして広田湾へ連れて行っ
ていただきました。
 当然のことながら津波で筏全てが流され昨年5月から徐々に作業を進めら
れ現在は被災前の4割ぐらいの状況だそうです。
 広田の牡蠣は、日本屈指の品質と大きさを誇り、「広田のカキ」のブラン
ドで東京築地市場でも有名とのこと、皆さんもう少しの辛抱です。漁師の皆
さんは震災前と同様、否それ以上の牡蠣の生産に向け日々汗をかいておられ
ます。
広田湾の恵みを皆さん楽しみ待っていてください。


声を掛けてくださった吉田さん(左)とボランティアさん


いざ筏を沖へ

作業はすばやい寡黙なケンさん(左)
昨年5月に作業された牡蠣を吊り上げて   
くださいました。            
船を運転してくださった佐々木洋一さん(右)操縦室にも入れていただき漁場を案内していただきました。大変身軽で筏の上でジャンプ



 3月11日に植樹させて頂いた「桜」



陸前高田の皆さん、多くの経験をさせていただき有難うございました。
微力ですが自分で見たこと、聴いたこと、感じたこと、味わったこと、香りを一人でも多くの方々に伝えさせていただきます。
山崎喜弘(富山県 南砺市