復興へ一歩一歩着実に歩んでいます!!


1月7日から始まった私の派遣も本日を持ちまして離任となります。
陸前高田市に来ての第一印象は、「マチがない」でした。
驚きのあまり言葉が出ません。
そこにあったはずのお家もお店も駅も・・何もかもあったはずのものがない光景は恐ろしいものでした。
2か月間の派遣で「僕にできることは何があるのか」と自問自答する毎日。
考えていても仕方がない。
行動あるのみと・・・まずは多くの人に会って話を聞き、どのような支援が必要か聞くことを最優先に活動することに。
法人の方・事業者・仮設住宅の皆さん・学校関係の方等できるだけ多くの方にお話を聞きました。
陸前高田で出会った「縁」に感謝!!
発災当時とは、支援内容や支援ニーズが変わっていることが分かり、今後も復興が進むにつれて変わっていくことが予想されます。
今回の派遣は、「きっかけ」であり、出会った「縁」を大切に支援の輪を広げていければと思います。復幸支縁。
思いお起こせば、当初来た時とは陸前高田市内の状況が変わっています。
旧市役所や高田高校等の施設は解体され、その一方で盛土が始まっています。
市役所周辺では特にダンプの数が増えました。
私がいた2か月間でも復興へ一歩一歩前進し、目に見える形で表れていることが分かります。
陸前高田が世界に誇れるマチになっていることを願っています。



苅田 篤史(北海道・登別市