8月2日(火)

午前


 8月27日(土)・28日(日)に高田小学校で行われる「陸前高田市復興街づくりイベント」について、出展要項案に基づいて、陸前高田商工会において協議を行った。商工会は、会員(約700店)へ出展確認を行うが、会員外(約300店)への周知が課題とのことであった。また、飲食業生活衛生同業組合陸前高田支部(12店舗加盟)からは、11店舗が出店予定とのことであった。地元営業者の復興という意味合いから、露天商の出展については、検討中とのこと。市外では、大船渡市も住田町も同じ気仙地区として協力してもらえるとのことであった。

 計画では、飲食ブースが10ブース、食品販売ブースが20ブース、衣料品販売ブースが20ブースの計50ブースを予定している。他に自治体ブースもあり。
 
商工会では、会員へのイベント概要や出展内容確認書の印刷用紙がないため、四国中央市の商工会議所から用紙の寄贈をしていただくこととなった。これも全国青年市長会としての活動の効果と思われる。


●出席者:吉田康洋主任(陸前高田商工会)、佐々木浩支部長(岩手県飲食業生活衛生同業組合陸前高田支部)、青木茂雄取締役総務担当(みんなの夢オフィス(株))、復幸応援センタースタッフ4名



午後


 全国青年市長会の会員でもある益田市(島根県)の福原慎太郎市長が復興応援センターに立ち寄られ、激励を頂いた。
 陸前高田市災害ボランティアセンター(横田町)を訪問。社会福祉協議会のネットワークによるスタッフたちが、入れ替わり立ち代わり訪れるボランティアたちの振り分けを行っていた。現場スタッフたちは、長期的な看護師による活動や専門的な機材(重機等)を使用できるボランティアの必要さを訴えていた。

●面接者:安田留美、萩原史 両氏(陸前高田市社会福祉協議会)、飯塚和幸氏(西東京市社会福祉協議会

 ボランティアの宿泊施設としても利用されている「モビリア(小友町)」、「炭の家(住田町)」を視察。

 陸前高田市第一中学校で行われている千葉大学ボランティアスタッフによる「千葉大寺子屋」を視察。昼間はガレキ撤去などのボランティア活動を行い、午後7時から学校の一室を利用して寺子屋を開設し、中学生たちの勉強の手伝いをしたり、色々な相談に応じ、より被災地の子どもたちに寄り添った活動を展開していた。


深田 政己(松阪市