8月8日(月)

朝、5日の東京での打ち合わせの報告をしました。はっきり言って、まだ十分に煮詰まっていません。ただ、自治体ブースに関しては、しっかり責任を持って取り組むことを私たち4人は確認しました。私が5日に出張している間に、優秀な3人の陸前高田復幸応援センターの職員は宿泊先と風呂を探してくれていました。陸前高田市の3つの研修センター(200人分)とお寺(20人分)を確保し、近所の風呂も確認していました。お寺は、1日に出会った福井市議を辞めて陸前高田でボランティア活動をしている後藤勇一さんの紹介です。


名古屋市職員を陸前高田市で統括している加藤誠司さん(名古屋市総務局総合調整部・主幹)が挨拶に参られました。名古屋市陸前高田市を丸ごと支援していることで有名です。4月7日に名古屋被災地域支援本部会議にて、陸前高田市を全面支援することを決定し、4月22日から支援隊を派遣しております。8月1日時点で36名を派遣しており、そのうち8名が来年3月31日までの長期滞在です。


この日は松阪にある三重中京大学の芹沢準教授たちがお酒を持参して訪問に来てくれました。本当に、有り難かったです。陸前高田市を案内しましたが、壊滅的な市を見てショックを受けていました。ただ、気仙川沿いの沢山のひまわりを見て感動していました。1日にお会いした村上富夫さん(63)が、「塩害対策の会 タネっこまくべえ」を立ち上げ、津波被害を受けた田んぼでひまわりやとうもろこしの種を住民や子供、ボランティアの人たちと一緒にまいたという話を思い出しました。是非、新たな観光名所にしたいです。


午後2時頃から人気グループのゆずが陸前高田を訪問し、ミニコンサートを開いてくれました。陸前高田小学校に2千人のファンが集まりました。集まったファンの笑顔を見て、私たちまで幸せな気持ちになりました。


午後3時半から復興イベントの実行委員会が開催され、渡邊美樹実行委員長も参加しました。5日の東京での打ち合わせの報告が主なものでありました。ボランティアを集めるのも苦戦しそうな感じだし、きめ細かな配慮が全くなされていません。先行きが不安でありますが、おもてなしの精神を持ち、イベントに参加される団体に接したいと思いました。


センター長
小林 益久(松阪市