被災地のニーズを支援地に伝えるスキーム

 被災地のニーズを青年市長会の加盟市に伝える枠組みを構築しております。陸前高田市の久保田崇・副市長から陸前高田の夢キャラ募集を伝えて欲しいとお願いされました。募集締め切りが11月17日と短いのですが、加盟市にお願いをすることにしました。松阪市のホームページにも早速掲載して頂きましたが、全国の皆様、奮って応募して下さい(http://info.nicovideo.jp/seiga/rikuzentakata/)。


 三重県(津と松阪)でも陸前高田グッズを地元イベントで販売しようとする動きが芽生えてきました。大変、嬉しいことです。先陣を切って、京丹後市がイベントで陸前高田グッズを販売し始めましたが、足利市も既に販売しましたし、四国中央市も準備をしております。大西さんのブログにもありましたが、のぼり旗も作りました。全国青年市長会を中心にして、全国のイベントなどで陸前高田グッズを販売するスキームをしっかりと構築したいと思います。細くても長〜い支援が必要だと感じています。


 13日にコミュニティー・カンパニーの「なつかしい未来創造株式会社」の第2回理事会に参加しました。「自然資本タウンの考え方」として、アミタホールディングスと北海道グリーンファンドなどから提案を頂きました。民間活力を改めて実感する会議でした。一方、宮城県石巻市で10月7日に「石巻復興協同プロジェクト協議会」が発足しました。石巻市が中心となり、世界的大企業や大学がメンバーになっているコミュニティー・カンパニーです。地元の中小企業が中心になっている陸前高田のそれとは対照的ですが、両者の活動を今後ともウオッチしていきたいと思います。

小林益久(松阪市