ご苦労様です!全国からのボランティアさん

○昨日、住田町にある災害ボランティアセンター「 住田町基地」(岩手県住田町世田米字下大股66−1)に行ってきました。
 当センターから、国道340号線を北上し、次に国道397号線を西に進むと山と川に囲まれた「本当に…被災地?」と思われるような静かな山間にありました。
 建物は住田町の地元の皆さんのご厚意でボランティア活動の拠点にと、現在大股地区公民館となっている場所を4月25日から開放して下さっているそうです。
 住田基地は住田町社会福祉協議会さんが中心となり運営されてます。
 陸前高田市や大船渡市へボランティアに行かれる方の宿泊を支援するための基地で、住田基地の延べ利用者は14,000人を超えています。


 建物の外観

 今回は、月に2回程開催している炉端座談会にお招きをいただき、参加させていただきました。また、炉端(テーブル)を囲んで支援活動についての意見交換などを行いました。
 冒頭、大船渡市の市議会議員さんから、沢山の方のボランティア活動に対し、大変感謝していますとの、お礼の言葉をいただきました。
 
 住田基地に行ってみると、北海道から九州までの全国からのボランティアの方が被災地支援に来ていることが分かりました。

 ボランティア活動の内容も被災直後は、がれき処理や個人宅の畳上げ・泥かき等を行っていたが、最近では草刈りや住宅の中の棚づくり・その他色々な物の修理等の依頼に変わってきているそうです。

 ボランティアで東北に来られている方、ご苦労様です。

 今後も、機会があれば炉端座談会に出席させていただき、支援活動等についての意見交換を通して、当センターの存在や活動内容について周知を図り、また、情報交換や協力をしながら関わらせていただきたいと思っています。

 
 座談会のはじまりの様子

 温かいひっつみ鍋(すいとん鍋)で迎えていただき、災害ボランティアセンター「住田町基地」の皆さん、ありがとうございました。また、伺います。


○突然始まった工事!さて、何が出来るのでしょうか?

 今朝、当センターに着くといつもは沢山の車が止めている事務所前の駐車場(陸前高田市役所仮設庁舎の敷地内)に、車がありません。
 9時ごろになると、業者の方が数名来られ、測量やくい打ちが始まりました。
 駐車場のほぼいっぱいに何か建てるようです。

 早々、陸前高田市役所の担当部局に問い合わせすると、疑問が解決しました。


 作業風景

 答えは、市役所仮設庁舎の4号棟でした。
 現在、市役所仮設庁舎には、1号棟・2号棟・3号棟の3棟ありますが、震災前の庁舎に比べると非常に手狭のため4号棟の建設を決めたようです。
 完成は、来年3月末です。楽しみにしてください!

 
 がんばっぺし! 東北、岩手県陸前高田市
 竹内 勉(登別市