銀鱗躍動

5月11日(金)に、埼玉県北本市役所職員有志22人が、ボランティア休暇を活用して陸前高田市にやってきました。


前日の23時に北本市を出発し、翌7時前には陸前高田市に到着ました。予定では、15時までボランティア活動を行い、16時に陸前高田市を出発、日付を越える前には北本市到着するという強行軍です。


今回の活動は、陸前高田市災害ボランティアセンターを通さずに、私がこちらに来て知り合った漁港の方や新聞に取り上げられたボランティア募集について直接交渉して受け入れていただくことができました。


活動内容は、米崎町脇之沢漁港の養殖用イカダ作製と7月再開の市立図書館(仮設)の書籍カバーフィルム貼りです。


活動を始める前の北本市役所職員有志ボランティア隊


イカダ作りは、時折小雨が降る中でのたいへんな肉体労働で、北本市の精鋭たちでも活動終了の頃にはヘトヘトに…


図書館での作業は天候に関係なく、ただひたすらフィルムを貼っていきます。根気のいる作業です。


22人全員が、少しでも陸前高田市のためになればという思いを込めて、時間の許す限り全力で活動に取り組みました。


活動終了後には、被災した旧市役所へ行き、亡くなられた方のご冥福と陸前高田市の一日も早い復興を願い献花。


そして休むまもなくバスに乗り込み帰路につきました。



今回の活動にあたり、快く受け入れて下さった漁港の皆さん、市立図書館の皆さん、本当にありがとうございました。大変貴重な経験をさせていただくことができました。


私の任期も残すところあと3週間となりました。微力ではありますが、陸前高田のためにまだまだ活動していきます。


古畑良健(埼玉県北本市