相撲甚句及び相撲関連資料を鶴亀鮨に


6月28日、陸前高田市竹駒町の「鶴亀鮨」に、奈良県葛城市より大相撲番付など相撲館関連グッズ、けはや相撲甚句会より歌詞カードなど相撲甚句関資料を寄贈させていただきました。寄贈のきっかけは、食事の際、「鶴亀鮨」の店名が相撲甚句の一節のものであることがわかったためです。


同店主の阿部和明さんは、地震当日、お一人住まいのおばあちゃんを助ける為に山側に向かい九死に一生を得て、避難所でも炊き出し係として活動をされていました。


日本書紀によると相撲の始まりは「野見宿禰」と「當麻蹶速」の力比べが書かれております。「當麻蹶速」の出身地が葛城市といわれており全国でも珍しい相撲の資料館があります。
相撲甚句サークル「けはや相撲甚句会」は、同館を中心に活躍しています。葛城市とけはや甚句会が贈ったものは、甚句DVD、葛城場所パンフ、大相撲番付などです。


阿部和明店主は、「思いもよらない支援に感謝しています。新店舗に移転した際も飾らせていただきます」と話していただきました。



6月29日、岩手日報に掲載されました。
7月3日、奈良新聞に掲載されました。


西川好彦(奈良県葛城市)