日本は広かった


【左から3番目、久富(岡山県玉野市)、4番目、石本(熊本県宇土市)】


本日から2週間、当センターでお世話になることになりました熊本県宇土市(うとし)の石本です。


昨日が移動日だったんですけど、朝8時に我が家を出発して9時間後の午後5時に陸前高田に到着しました。日本は狭いといいますが、そんなことはありません。結構広いと感じた1日でした。


 23日は着任初日になりますが、市立図書館の長谷川副主幹と生涯学習課の方たちと一緒に全国から寄贈された本を生出多目的センターで仕分ける作業をお手伝いさせていただきました。


 東日本大震災後、善意の本が陸前高田市に寄贈されて、昨年から移動図書館を開館していたそうですが、今、新しい図書館のオープンに向け着々と準備が進められています。


 市立図書館の長谷川副主幹は「全て図書館の蔵書としたいんですが、スペースの関係で仕分けなければいけないので残念ですが、全国の皆さんから届けられた大切な本なので大事にします」と言っておられました。


 私たちも微力ながらお手伝いできたかなぁ?と満足した着任日でした。


石本 尚志(熊本県宇土市




やっぱり広かった


本日から,1週間という短い期間ですが短期派遣として岡山県玉野市役所から来ました久富 真吾(ひさとみ しんご)と申します。


 昨日陸前高田に入り,震災の爪あとを目の当たりにし,まだまだ復興のスタートラインにも立っていないことを実感しました。1週間という短い期間で微力ではありますが,滞在期間は陸前高田の復興の力になれるようがんばります。


 昨日,食堂のおばちゃんと食事しながらしゃべりしましたが,「おかげさまでボランティアの方たちがたくさん来てくれて助かるけど,まだ復興は始まったばかり,現状が風化されるのが辛いんよ」と言われてました。私は,1週間が終われば地元に帰り,今の陸前高田の現状や目で見て感じたことをしっかりと広く伝えていきたいと思います。


 短い間ですがどうぞよろしくお願いします。



久富 真吾(岡山県玉野市