夢がつまった本たち

7月23日(月)、市内の生出多目的センターにて本の仕分け作業をお手伝いさせていただきました。市立図書館の長谷川副主幹をはじめ、市生涯学習課の職員の皆さんと一緒に、ダンボール約200箱分の本を生出小学校から運び出し、生出多目的センターにて本の仕分け・ダンボール箱の詰め直し作業を行ないました。


市立図書館の長谷川副主幹は、「全国各地からの温かいご助力をいただきながら、図書館再建に向けて少しずつ動き出しています。なんとか早いうちに仕分け作業を済ませたいと考えていましたが、人手が足りずに今日まで延期になっていました。今日は本当に助かりました」と話しておられました。


しかしながら、津波の影響により市街地の大半が被害を受けているため、寄贈された図書の保管スペースの確保がままならない状況となっています。


そこで、現在、陸前高田市と東京の民間企業との共同プロジェクトとして、各家庭で不要になった書籍を寄贈してもらい、その買い取り相当額を陸前高田市図書館再建のために役立てようという「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」が進められています。


市内では、車での移動図書館が運営されていますが、震災以降、本に触れ合う場が少なくなっているのが現状です。本との出合いが人のココロを豊かにしてくれることを信じて、あなたも陸前高田市の「図書館づくり」に参加してみませんか?


陸前高田市図書館ゆめプロジェクトに関するホームページ
http://books-rikuzen.jp/





【本の仕分け・ダンボール箱の詰め直し作業】




【中央:市立図書館 長谷川副主幹】




新井田篤志(北海道網走市)