震災から1年6ヶ月

 東日本大震災の発生から本日で1年6ヶ月が経過しました。陸前高田市では、午後2時46分に追悼の意を表するため市内全域にサイレンが鳴らされ、1分間の黙祷がささげられます。

 明日12日に、奇跡の一本松を保存加工するための伐採作業が行われます。午前8時30分から安全祈願を行い、9時30分頃から作業開始予定となっています。震災から2年となる来年3月までの作業計画となっているため、しばらくは一本松を見ることができなくなります。本日も多くの方が現地を訪れていました。


【伐採作業の準備が進む一本松】


 普門寺(米崎町)の境内の百日紅さるすべり)の花が見頃を迎えています。岩手県の天然記念物であるこの木は、今年は花がつかないかと心配されていたのですが、例年より1ヶ月ほど遅くなりましたが、まるで地蔵堂の完成を待っていたかのようにきれいな花が咲いています。


【樹齢およそ300年の大木です】


※一本松保存に関する陸前高田市役所のホームページアドレスは下記のとおりです。
 http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kategorie/fukkou/bousaimemorialpark-ipponmatu/bousaimemorialpark-ipponmatu.html#ipponmatu


 また、陸前高田市では保存募金をお願いしています。詳細については下記のアドレスからご覧ください。
 http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/shisei/kakuka-oshirase/gienkin/ipponmatu-hozonbokin/ipponmatu-hozonbokin.html


 川合 正晃(三重県松阪市