復興に向けて

 8月から始まった市役所の向かい側の土地の伐採作業がかなり進んできました。市役所前の道路も大木がなくなり、すっかり明るくなりました。
 これは市役所が津波防災拠点をつくるための造成工事です。ここには、消防署・警察署・避難所となるコミュニティセンター・仮設住宅の建設地となる多目的広場・公営住宅が建てられるとのことです。


 【陸前高田市役所前】



 【伐採工事現場の様子】


 また、18日の新聞では公共施設の解体業務スケジュールが報道されました。高田高校教員住宅のようにすでに今夏に完了した建物もありますが、今年度中には40ほどの施設の解体工事が行われるとのことです。
 私が陸前高田市に着任してまもなく2ヶ月になります。被災地の風景は以前とほとんど変化がないと聞いていますが、少しずつではありますが復興に向けて動いていることを感じました。


 川合 正晃(三重県松阪市