「ご縁」に感謝!
8月1日から始まった私の派遣期間も終わりを迎えました。
見知らぬ土地での活動に不安と緊張でいっぱいでしたが、多くの方々にとの出会いによって支えられて、本日を迎えることができました。
陸前高田に到着して、写真で見たのとは違う圧倒的な被災の実状は衝撃的でした。震災から1年半が経過しても、160年分といわれる大量のがれきの処理が続き、仮設住宅での生活がまだ何年もかかるという、とても厳しい現実が続いています。
当たり前のものとして続いてきた日常生活が、ある日突然失われてしまった。
その中で、動く七夕まつり、けんか七夕まつり、普門寺地蔵堂落慶法要、ツール・ド・三陸といったイベントに参加し、仮設住宅での新しいコミュニティづくりや次代を担う子どもたちを育てる現場の取り組みを見て、陸前高田を少しでも前に進めようと活動するたくさんの人々と出会いました。
多くの人々が復興のために奮闘しています。しかし、外部からの支援がまだまだ必要です。被災地の情報が伝えられることが少なくなっても、復興したわけではありません。災害というものはいつでもどこでも起こりうるもので、現在の被災地の速やかな復興は、次に起こる災害への備えにもなります。陸前高田を経験した者として、現状を伝えていきたいと思います。
陸前高田での生活は、今まで当たり前に過ごしていた日常生活を改めて見直す機会となりました。陸前高田へ送り出してくれた家族や職場、生出の宿舎で共同生活を送ったセンターの同僚たち、陸前高田の皆さん、多くの人との「ご縁」に感謝し、陸前高田を出発します。2ヶ月間、ありがとうございました。
【9/15 松阪市から陣中見舞い。遠路はるばるありがとうございました。】
【縁結び太郎】
【がんばっぺし!】