陸前高田の”未来”の創造者たち

●2月1日矢作保育所で節分の行事が行われました。
矢作保育所では、毎年節分の日に近くの”平根山”の鬼がやってくる。
事前に届いた鬼からの手紙には、
「矢作保育所の子どもたちへ 俺様は、いつもお前達をみているひらね山の鬼だ! 約束したのに俺様とのちかいを忘れたか! 着替えをしない子・食べない子・けんかばかりしている子 俺様の好きな子がいっぱいだ! 鬼の仲間になれ 1日のつく日も気をつけろ いいこならずに待ってろよ 平根の山の鬼より」
と記されていた。
当日は、センター職員が鬼にのっとられ、平根山の鬼として暴れまわった。
子ども達は、「小さなお友達を守ろうとする気持ち」「怖い物や存在に立ち向かっていこうとする気持ち」を持ち、力をあわせて鬼に立ち向い、見事、鬼を追い返した。「一人の力では、難しいことも友達と力を合わせればできること・頑張れる事」を学んだ未来の創造者。




●2月5日竹駒保育園で交通安全指導が実施された。
竹駒保育園から竹駒小学校までの往復。
近頃は、復興に関わる建設業車輌により、どの道も交通量が増加し、児童をつれて道路を歩くことが困難との、園職員談。
今回は、センター職員2人が付き添いを行った。
当日は、強風で気温の低い中、力強い足取りでコースを全ての園児が歩き通した。
ところどころ、日影になているところは、アイスバーン状態で滑って転ぶシーンも見かけたものの、誰一人泣く子はいない。
帰園後は、全ての園児と交流を図った。

屈託のない笑顔を見せてくれる未来の創造者達。こちらが元気を頂いた。
力強い息吹が感じられた。




井上 浩一(京丹後市京都府