8月22日(月)

日曜で入場券の配布が終了しました。


昨日、日曜日の時点で約7,000枚以上と予想以上に多くの方に配布をさせて頂きました。一応配布期間は終了しましたが、市役所ではまだ取りに来られていない方への配布も引き続き行っています。


この入場券配布にあたっては、私たち四人も分担して各地区の公民館で行ったのですが、配布を終えた四人の感想、陸前高田の方々の人柄の良さを異口同音。
非常に感激しました。


例えば、入場券配布時間は午前9時から12時、午後1時から4時までだったのですが、その間の昼休み中に外をうろうろしている人が。
「イベントの入場券ですか?」と尋ねると、「そうなんですけど、今お昼なので1時まで待っています」との事。

または、1,000円分の地域通貨券が付いている入場券を多く受け取り過ぎたと、わざわざ後日返しに来られる方。

その他、帰り際に他の人の靴を揃えて行く若者など。


陸前高田の方々の素敵さを再確認し、そして皆さんの為に頑張ろうと改めて決意しました。


ちなみに……


受け取りに来られた方の中に、今年5月末に給水支援のため私が訪問していたお宅の方がおられました。
向こうも私のことを覚えていて下さって、久々に再開した遠い親戚のようだなと勝手に思ってしまいましたが(笑)、とにかくとっても温かい気持ちになりました。


今週に入り、いよいよ復興街づくりイベントまで1週間を切りました。
実行委員会や地元商店との調整、各出店自治体の受入準備などで忙しない毎日ですが、そんな時は高田の人々の笑顔を思い出すと、これ不思議と頑張れるのです。


長くなりますが、今日は京丹後市から地元の梨が届きました。
早速、普段お世話になっている村上製材所さんや地元の区長さん、センターお隣の観光物産協会におすそ分けすると、皆さん喜んでいただけました。
手前味噌ですが、素敵な総務部長にこの場を借りて後方支援のお礼を言わせていただきます。




田崎 正浩(京丹後市


雨の中の一本松。塩害で茶色く変色していますが、双眼鏡で見ると新芽が確認できます。