9月22日(木) 新しい復興モデル

 台風15号が日本を縦断し、日本に甚大な被害をもたらしました。陸前高田も深夜は大雨・暴風雨に見舞われました。被害が道路にも及んでいるようで、朝は通行止めの区間もあり、大渋滞しておりました。台風一過とは言えませんが(曇っております)、爽やかな朝です。
 

 熱い陸前高田市民が立ち上がり、9月23日に「なつかしい未来創造株式会社」を設立します。この会社は、雇用を迅速に産み出していくためのコミュニティー・カンパニーです。15日付けの日経新聞でも紹介されていましたが、実は、私たちも応援していました。復興のための新しいモデルになると思っていますし、松阪市でも十分に応用出来ると考えています。大げさな表現かもしれませんが、日本版PPPのモデルケースになる可能性を十分に秘めていると思います。資金調達や新会社運営のための優秀な人材獲得のために尽力しておりますが、継続して支援したいと考えております。私の金融マンとしての経歴・人脈が十分に活かされておりますし、この貴重な経験を松阪にしっかりと持ち帰りたいと思います。

 
 本日は松阪市の公務で会津若松に向かい、明日の会津まつりに参加します。ご存知のように、名将・蒲生氏郷松坂城鶴ヶ城会津若松)も築城しましたが、故郷の日野町(滋賀県)と会津若松と松阪は「蒲生氏郷公ゆかりネットワーク」で友好関係を築いております。父が会津若松で単身赴任していたことがあり何度が訪れたことがありましたが、松阪市の公務で会津若松に行くとは夢にも思っておりませんでした(笑)。今、陸前高田に居るのも不思議ですが、人生は筋書きの無いドラマだとつくづく思いました。


小林益久(松阪市