復興に向けて

 11日(金)、復幸応援センターからほど近い竹駒町地内にて、100円ショップのキャンドゥさんがオープンしました。
 以前は高田町のショッピングセンター内で営業していましたが、津波の被害により営業を休止されていました。
 そして、震災からちょうど8カ月目のこの日、新たな土地に移転して営業を再開することができました。
 朝から大勢のお客様が来店し、店員さんたちも大忙し。開店を待ちわびていたお客様たちも、「これまでは市内には店がなかったけど、やっと思うように買い物ができる」「品物が多くて久しぶりに買い物が楽しくできる」と嬉しそうに話していました。
こちらの店舗は100円ショップだけでなく、産直センターとそば屋も併設されているので、日用品や野菜などの買い物のほかに飲食もできるため、地域住民の交流の場としての役割も期待されます。
 
 
 
 【(上)店舗外観、(中)100円ショップ店内、(下)産直センター店内】
 
 新たな店舗がオープンした一方、まだまだボランティア活動は続いています。
 10日(木)と11日(金)には、栃木県の足利市社会福祉協議会によるボランティアツアーが陸前高田市を訪れました。
 この2日間、竹駒町と気仙町にて草刈りやがれき撤去などの活動に従事していました。
 
 【足利市からのボランティア】
 
 また、11日の夜には私たちが寝泊まりしている生出地区にて、震災復興計画市民説明会が開催され、復幸応援センターのメンバーも傍聴させていただきました。
 質疑応答では、住民の方々から多数の質問や意見が寄せられ、新しいまちづくりへの熱気が感じられました。

 【生出地区市民説明会】
 
 さて、11月10日付けで足利市(栃木県)の栗原からバトンを引き継いだ須長敏明です。足利市からは約3週間ずつの3人態勢で陸前高田の地に派遣させていただいております。
改めまして、尊い命を犠牲にされた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
 復興に向けて前へと歩みを進まれている陸前高田の方々の希望の光を全国に発信できるよう、復幸応援センターの一員として努力いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
 がんばっぺし、陸前高田
 
  
 須長敏明(足利市