私の週末日記

1/21(土)
 午前、センターも度々お手伝いしている「けせん朝市」へ。場所の移動後、初めて営業中にお邪魔しました。いつもの顔なじみの方々が迎えていただけるのでほっとします。この日もお客さんに復興鍋の振る舞いがあったりと、朝市らしい活気にあふれています。市内に分散している仮設住宅からは、決して近くありませんが、毎週朝市で合い、会話をすることで集会所的な交流の場の役割も果たしているようです。



【復興鍋に一味をちょっとふりかけ・・。温まります。】


 その後、気仙町の長部小学校で私の地元の国立大学、金沢大学の方々が、ボランティア活動をされるという情報を、組織の顧問である田中先生から頂きお邪魔してきました。
 今回活動している「ボラサポ」というグループは継続的なボランティア活動の支援を目的に、学内でのボランティア参加の募集、活動サポートを行っているとのこと。以前から陸前高田で「足湯」の活動を行っているサークル「灯」(あかり)等のメンバーにより結成されたとのことで、大変心強いグループです。今回同グループの呼びかけにより21名の方々が来られているとのことでした。
 会場となった長部コミセンには秋田県大仙市の農産物直売所「大綱の里」の会員の方々等が、同小学校の仮設住宅の皆様に、つきたてのお餅等のふるまいを行っており、そのサポートとして10人程の学生さんが、テキパキと作業を行っておりました(残りの11名方々は同じく気仙町で屋外での作業を行っているとのことでした。お疲れ様です!)。 
 震災から1年が経過しようとしている現在、今後継続的に活動しようとする動きが若い世代から生まれるということは大変意義深いことだと思いますし、活動で得た様々な経験が学生生活、さらには人生の大きな糧となることと思います。頑張れ!



【和気あいあいです!】


 午後は大船渡市で開催された復興シンポジウムを拝聴。会議終了後「おおふなと夢商店街」と「大船渡屋台村」をちらっと視察し、生出に一人帰るのでした・・・。


1/22(日)
 朝目覚めると10センチの積雪!天候にもめげず、横田町にある「陸前高田市災害ボランティアセンター」でボランティア活動に参加。
 天候が悪く、作業は午前中だけでしたが、広田町での側溝の泥上げに参加。寒風吹きすさぶ中、コンクリ製の側溝蓋をはずし、瓦礫の混じった砂をかき出し、また蓋をかける。本当にこの作業は体力的にきつい作業です。それでもみなさん協力し合って延長100m位は作業完成。人海作戦は本当に効果あります!。
 疲労困憊でセンターに帰ってくると海藻のしゃぶしゃぶの振る舞いがあり(これまたうまい!)、おいしくいただきました。


【注意事項等が記載されている掲示板です。】

追伸:1/22(月)
 今朝9、10月に当センターに派遣されておりました、四国中央市の大西さんがおいでになりました。陸前高田市で出会った方々との絆を大事にされていた、暖かい人柄がひしひしと伝わってきました。また来てくださいね。!

【右から2番目が大西さんです】


 中谷俊也(金沢市