ネットワーク連絡会開催

●第3回陸前高田市ネットワーク連絡会開催


 昨日(1月24日)、陸前高田市竹駒町字館44の竹駒コミュニティセンター(定住促進センター)で、陸前高田市災害ボランティアセンター(社会福祉法人陸前高田市社会福祉協議会運営)主催で、市内で活動しているボランティア団体等をはじめ市民の方を含む約90人が参加し、第3回陸前高田市ネットワーク連絡会が開催されました。


【会場の竹駒コミュニティセンター】
 
 この連絡会は、陸前高田市内で活動しているボランティア団体等の連携を図りながら、支援団体の抱える課題等「情報共有と連携不十分、人材、物資、資金不足、支援の偏り(重複、不公平感)」や情報を共有し、一団体では解決出来ない問題を共同で解決ながら、支援を続けて行く目的で発足。


【写真:連絡会の様子】

 今回は、第1部で仮設住宅自治会より、最近のニーズと現況等についての話があった。第2部で3テーマに分れて分科会を実施。テーマごとに情報の共有等を図った。
[分科会の主な概要]
○子ども・教育分科会
 ・支援活動の共有を ・支援の均一化が難しい ・フラッシュバック時の子どもの心どうするか ・子どもの支援者(親や先生等)への支援をどうするか
○サロン・イベント分科会
 ・各団体のスケジュールを合わせ共有しよう ・保健師さんに伝え役になってもらう
 ・行政、社協、支援団体の定期的なミーティング ・ニーズに合っているかの検討
○住環境整備・物資分科会
 ・細かいニーズの調査と対応(今後必要となるのでは)
 ・自立、自助発展に向けた支援(若者の集まる場所、商店街等)
 ・農産物  ・ツーリズムの必要性


【連絡会初の分科会の様子】

 最後に、今後の予定ということで連絡会の議題については、全体会のみ、全大会+分科会、分科会+分科会のいずれかの形で開催する旨の説明があった。

 支援団体関係者の方が一堂に会し、また、市民の方も交えた貴重な機会であり、今後も長期に亘っる被災者支援に向け心をひとつに、情報を共有し引き続き皆でいっしょに協力しながら問題を解決することを確認し、散会。



●3月11日(日)岩手県陸前高田市、合同追悼式
 
 昨年の東日本大震災から1年となる3月11日(日)に岩手県陸前高田市は、陸前高田市内の高田小学校で午後2時00分から合同追悼式の開催を決めた。
 県民や市民をあげて犠牲者を慰霊・追悼し、復興に向けた決意を新たにする機会とした。
 当日は、先に発表されている政府主催の「東日本大震災1周年追悼式」(東京都内で開催。天皇、皇后両陛下、犠牲者の遺族や各界代表が出席)とも連携し、式典会場と画像中継で結び震災発生時刻の午後2時46分に黙とうを捧げる。

                              

がんばっぺし!東北、岩手県陸前高田市。 
竹内 勉(登別市