我々が進むべき道

 先日開催された第3回陸前高田市ネットワーク連絡会の出席ボランティア団体は47団体。実際には80ほどの団体が市内で活動していると聞く。支援活動の均一化を図るため「活動内容の共有と横の連携強化」という動きが出てきた。同じ市内でありながら支援格差が生まれてはならないし、有機的なボランティア活動は市全体の復興支援の大きな力となるはずである。
 一方支援ニーズも変化しつつあるとのこと。復旧支援ニーズ(瓦礫撤去、泥だし等)から生活支援ニーズ(引っ越し、棚作り等)に変化し、今後は就業環境整備の手伝い等も増加するであろうとのこと。復幸応援センターの役割もその変化に対応していかねばと思う。
 私がセンターに派遣され1か月が経とうとしている。これまで多くの方々から、現在の生活、これからの生活、さらにまちづくりや行政に対する忌憚のないお話をいただいた。すべてが切実なお話で、時には批判的なご意見もいただいた。それらすべてをお聞きした上で、今後我々が何に対してどのように応援していくかは非常に熟慮を要することだと思う。
 しかし復興にはスピーディーな対応が求められる。1つの支援に対して素早く対応することの意義も有益性も理解できる。
 現実と理想 迅速と慎重 行政と住民 長期的な視野と短期的な視野 その狭間で苦悩する日々。
 ただ派遣期間は減り続ける。


1/26の業務等
 瓦キーホルダーの中田君来訪
 陸前高田市災害ボランティアセンターの取材アポ取り
 某会員市からの物産品ブース出展の提案に対する調整
 某会員市に対し事業提案の可能性の聞き取り
 会員市からの支援グッズ販売の仲介作業
 ブログ作成 等




 
 中谷俊也 (金沢市