大震災から11ヶ月

 東日本大震災から11ヶ月が過ぎました。
 陸前高田でも、復興に向け一歩ずつ皆さんが絆を深め、確実に前進しています。今後、復興の大きな源になるのは、地域の担い手となる若者の力だと思います。その担い手を確保するのも地域産業の建て直しによる雇用の創出が、必要不可欠と個人的には感じています。


○3月11日について
広報誌「りくぜん たかた」より別添のお知らせがありました。


○バイオリンの音色と共にひと時の安らぎ

 ヴァイオリニストでもあり、指揮者としても世界的に活躍をされている服部譲二さんが、被災後、各地でチャリティーコンサートを支援しており、陸前高田市気仙町のにじのライブラリーで「バイオリンコンサート」が行われました。
 当日は、子どもからお年寄りの方まで大勢の方が会場に訪れ、アットホームな雰囲気の中で故郷、春の小川などを演奏され、心ゆったりとした一時を過ごしていました。


早稲田大学野球部が被災地球児を指導 
東京六大学リーグの早大野球部が、高田高校野球部の屋内練習場で、県内沿岸南部の7高校約70人が参加し、野球教室を行いました。
 球児たちは、それぞれのポジション別に分かれて、体幹レーニングや技術プレー、練習方法を大学生が実際に見本を見せながら、球児一人ひとりにアドバイスを送っていました。
 

各校の球児はスキンシップを通じて、学んだことをグランドで生かすと共に、時には仲間同士支えあいながら、目標に向かって邁進して欲しいと思います。
 君たちが、高校野球を通じて「心・技・体」をしっかり鍛え、明日の地域の活力になるよう期待しています。

絶対に練習は嘘をつかない!  がんばっぺし!! 球児たち!

 清水 淳一 (佐久市)