初参加!!



7月某日、ボランティアの現状を知ろうと思い・・・陸前高田市の災害ボランティアセンターに行き、ボランティアに実際に参加をしてきました。


この日は、朝8時30分から十数名のボランティアが北から南から、老若男女、被災地の復興に少しでも役に立ちたい・・・という気持ちで集まっていました。
ちなみに、この日は少なかったですが、多い時は1日で300人〜400人の方がボランティアに集まってくるそうです。


 私自身、大震災が起きて以後、報道等で被災地の状況を見るたびに、自分も一度ボランティアに参加をしたい・・・と思いながら、なかなか機会がなく、今回ようやく参加することができました。
今回、私が行った活動は、津波で押し流されてきた大量の土砂で詰まった田んぼの用水路の清掃活動でした。最初、そんなの楽勝って思っていましたが・・・実際にやってみると、これがなかなか大変・・・水を含んだ土砂が大量に用水路に堆積しており、運んでみると非常に重い。
さらに、用水路は泥でぬかるみ、思うように移動することができない・・・。また時々、家の瓦や食器類等が泥の中から出てくることもあり、作業は思うように進みませんでした。
結局、朝9時から午後3時までやり、みんなで協力をした結果なんとか用水路を用水路らしくすることができました。当然のことながら、足と腰は後日、筋肉痛で悲鳴をあげていました・・・・。


 今回、初めて被災地でのボランティアを体験させてもらい、いろいろ感じることがありました。その中でも、私が一番感じたことは大震災から1年と3ヵ月経過し、陸前高田の街も少しずつ復旧はしてきましたが、以前のような普通の生活まで復興するには、まだまだ多くの時間と人手が必要だと感じました。一人一人の力は小さいですが、それが結集し、大きな力となり、この大きな力が陸前高田の復興の原動力になります。陸前高田が一日でも早く復興するための原動力となるべき、多くの方のボランティアを陸前高田は待っています!!
もちろん、私自身、今後もボランティア活動に積極的に参加をしていきたいと思います。


(問い合わせ先)
陸前高田市災害ボランティアセンター
岩手県陸前高田市横田町字狩集96−3
電話番号:0192−57−7733
なお、月曜日及び火曜日はボランティア活動定休日


詳細はこちら
http://rikutaka.ti-da.net/e3517681.html


桑原 健(岐阜県関市)