「一本松」の焼き印
最近、当センター職員の日課になっていることがあります。
それは、高田松原の被災マツで製作された表札に「一本松」の焼き印を押すこと。
表札の加工作業を担った村上製材所(村上富夫社長)にて、縦25センチ、横10センチ、厚さ3センチに切り分けられた表札に焼き印を押していきます。
一見簡単そうに見えますが、これが意外と難しい作業。
表札の左下隅に高田松原で唯一残った「一本松」の焼き印をつけていくわけですが、押し加減や押し時間によって焼き印の濃淡が微妙に変わってきます。
センター職員は製材所の従業員の方々に細かくアドバイスをいただきながら、一枚一枚ていねいに焼き印を押していきます。
当センターが昨年から様々な形で復興支援活動をさせていただいた中で、村上製材所の方々と出逢うことができました。これからもこの出逢いを大切にしながら、一日でも早く、この表札が市内各世帯に届けられるよう、微力ながら作業協力できればと考えております。