松戸市からのボランティア

 7月27日(金)と28日(土)、千葉県の松戸市から、松戸市議会議員 杉山よしひろ さん、松戸市消防局次長 臼井 さん、松戸市消防局 工藤さん、それとRKUファイアーファイターズ(流通経済大学、消防サークル)の8人の合計 11人が、現地の復興をぜひともお手伝いしたいとのことで、ボランティア活動をするために、乗用車2台で約8時間かけて陸前高田市にやってきました。
 

 今回、なぜ、陸前高田にやってきたかというと・・・・松戸市議の杉山さんが、以前、若手の市議会議員が集まる会に参加したとき、陸前高田の戸羽市長とお会いになったご縁で、なんとか陸前高田の復興のお役に立ちたいと考え、その時に我ら復幸応援センターの存在を四国中央市井原市長からお聞きになり、以前から被災地でのボランティア活動に関心を示していた流通経済大学の消防サークルの学生にも声をかけ、復幸応援センターの仲介で今回のボランティア活動が実現しました!


 今回、学生たちにやってもらった活動は・・津波で流されてしまった養殖筏作りです。実際に、やっている現場に行くと・・・・私が想像していた以上のかなりの重労働でした。しかも、暑いこと暑いこと・・・・私が陸前高田に来て一番ぐらいの暑さでした。1本70キロ前後の丸太の木を何十本かで組み立て、一つの大きな筏を作り上げるのですが、その総重量はおよそ1tにもなるとのこと・・・。また、丸太を繋ぐボルトを上からではなく、下から埋め込む作業に学生たちはかなり苦労していました。


 学生たちも初めての作業にとまどいながらも、米崎小仮設住宅自治会長の佐藤さんの指導のもと、丸太を徐々に組み上げ、養殖筏を作っていきました。
RKUサークルの代表 山本君は、想像していた以上に大変でした。また、普段、自分たちは収穫された物を消費するばかりで、実際にどのように収穫をしているのか全く知りませんでした。今回の経験で収穫作業をするための準備がいかに大変かということを知ることができました。今回のボランティア活動は大変ですが、陸前高田の復興に少しでも役に立っていると思うと、やりがいがありますっと話してくださいました。
また、今回指導してくださった佐藤さんは、若い人がたくさん手伝ってくれて、非常に助かりました。ホントにありがとうございます。と笑顔で話してくださいました。
みなさん、2日間、暑い中ボランティア活動、本当におつかれさまでした。


 最後になりますが、陸前高田いや被災地が復興するには、まだまだ莫大な時間と労力を要します。被災地の復興のために皆様の力をよろしくお願いします。



作業風景



完成し、積み上げられる養殖筏



集合写真(一番右側 佐藤さん)


桑原健(岐阜県関市)