希望にむかって前へ！
【６月最後のメンバー】
６月１日からはじまりました、復幸応援センターでの業務も本日をもちまして終了となります。この２ヶ月間を振り返ると、陸前高田で自分は何をすべきか、何が出来るのか悩み続けあっという間に過ぎた２ヶ月間でした。映像ではなくはじめて自分の目で被害状況を見たとき、あまりの状況にただただ、ぼーっと街を眺めていました。
「多くの人の笑顔に出会える活動を」とはじめたこちらでの活動の中で、本当に多くの方と知り合うことができました。その方々の多くは復興に対する情熱をもち、未来に対し希望をもって日々の生活を営んでおられました。そしていつも温かく笑顔で接していただき、元気をあたえていただきました。しかしその一方でなかなか希望を見出せず苦しんでおられる方も多くいるのが現状です。
私が過ごした２ヶ月間で新築された家や、営業をはじめた商店街や店舗があり、また現在建設中の店舗もあり、復興にむけ一歩一歩前進していますが、本当の復興にはまだ多くの時間がかかります。陸前高田の地で見たもの、触れたものを多くの人に伝え支援の輪を広げていけるよう今後も活動を続けて行きたいと思います。
最後になりますが、こちらでの知り合うことが出来た市民の皆さん、陸前高田市役所の皆さん、観光物産協会の皆さん、こちらでの活動を支えていただいた八幡浜市役所の皆さん、活動・生活を共に行った復幸応援センターの皆さん、本当にありがとうございました。市役所職員のままでは一生できなかったであろう経験ができ、私にとって一生の宝となりました。先にこの地を離れられた復幸応援センター職員の方々が一同に口にされていた「帰るのが寂しい」が今は本当に分かります。私が大好きな陸前高田の復興を遠い愛媛の地より応援します。
【７月最後のメンバー】
前へ！ 陸前高田！！
