復興へ向けて〜復興支援グッズ〜

 ここ数日、陸前高田市も暑い日が続いています。
 朝夕は気温も下がるため、私の地元の三重県と比べれば涼しいと感じますが、日中の暑さはやはり「夏」です。
 しかし、市内の小学校はすでに夏休みも明けており、岩手と三重の違いを体感している日々です。
 さて、復幸応援センターでは、陸前高田市の経済復興を応援するため、「復興グッズ」や各種特産品の販売促進に協力をしています。取り扱う商品は陸前高田市観光物産協会が作成したリストに基づいています。
 震災から1年半が経過しましたが、復興のためには働いて収入を得る場を拡大していくことが必要です。復興グッズ等の購入により被災地への支援をいただけるよう、ぜひお近くの方にご紹介いただければと思います。


 ※陸前高田市観光物産協会のホームページ
  http://www.3riku.jp/kanko/index.html


 8月22日、復興支援グッズ販売で取り扱いをしている事業所の一つ、酔仙酒造株式会社が陸前高田市の隣にある大船渡市に新工場「大船渡蔵」を完成させ、竣工式が行われました。私たちもさっそく新工場を訪問してきました。
 酔仙酒造は、陸前高田市など気仙地方にあった八軒の造り酒屋が合併してできた酒蔵です。震災により高田町にあった社屋や酒蔵も全壊してしまい、この1年間は一関市で操業をしてきたのですが、いよいよ気仙の地に戻ってきたのです。
 10月の商品発売に向けて初仕込がこれから行われるとのことで、ご多忙中にもかかわらず、「酔仙の酒造り」にについて熱い想いを聞かせていただくことができました。


  【酔仙酒造の新工場】


 川合 正晃(三重県松阪市