地蔵堂落慶!

 東日本大震災の犠牲者の鎮魂を祈って、高田松原の倒木で製作されたおやこ地蔵4体のうち、3体を安置する地蔵堂が完成し、9月1日、陸前高田市の普門寺で落慶式法要と落慶式典が行われました。(1体は長野県の善光寺に安置されています。)
 本年1月4日に仏像製作のノミ入れ式が行われてから、3月7日に善光寺にて開眼法要、4月23日には普門寺にて安置法要、そして今回の地蔵堂完成をもって「陸前高田お地蔵製作に協力する会」の活動に一つの区切りがつきました。
 関係者の涙と万感の表情、おやこ地蔵に手を合わせる参列者の様子は、8月に復幸応援センターに赴任したばかりの私にとっても感動の瞬間となりました。
 また、奇しくも同じ日に三重県松阪市でも高田松原の被災松で仏像を製作するためのノミ入れ式が行われ、400人以上の参加があったとのことです。
 多くの人々の縁によって結ばれた絆がさらに強いものになればと思います。



 【厳かに法要が行われました】



 【地蔵堂に安置されたおやこ地蔵】


川合 正晃(三重県松阪市