陸前高田から松阪へのお客様

 10月6日に、愛媛県四国中央市で開催された「東日本大震災復興支援シンポジウム」に、陸前高田市観光物産協会の松本さんが参加されました。そのシンポジウムへの移動途中の5日に、松阪市を訪問されました。
 初めての訪問となる松阪市でまず松阪市役所へ行き、復幸応援センター開所時のメンバーである小林副市長と深田さんに再会を果たし、当時の思い出話に加えて、陸前高田の松を素材の一部に使用した松阪木綿の販売の話など、新たな復興支援の取り組みについて話が盛り上がりました。



 【陸前高田の松と松阪木綿のコラボレーションの話題で盛り上がりました】


 市役所観光交流課で名刺交換を行った後、商店街の「時計屋なかの」さんを訪れました。こちらのおかみさんの中野さんには、陸前高田市の復興支援グッズを販売していただいたというご縁があります。
 去る9月5日に、松阪市で開催された「東海・北陸商店街おかみさんサミットIN松阪」において、小林副市長の紹介を受けて「東北のおかみさんにエール」というブースで支援グッズの販売をしていただきました。仕入れの際には松本さんとメールで何度もやり取りをされていたそうですが、初めての対面でさらにご縁が深まったのではないかと思います。
おかみさんのブログにも訪問時の様子がアップされています。)



 【左から松本さん、中野さん、川合】


 最後に、松阪駅の近くにある松阪市観光協会を訪問しました。こちらの梶間事務局長はかつて、北海道・東北をメインに仕事をされていたこともあったそうで、こちらでも思い出話に花が咲きました。また、三重県内の他の観光協会の情報提供をしていただきました。三重県は太平洋に面した三陸沿岸と似た地形の地域もあり、海産物などの物産販売に取り組んでいることなど参考になりそうな情報について知ることができました。



 【松阪市観光協会の浅沼さん(左)、梶間さん(右)】


 今回、地元のことながら私にとっても初めて訪れた場所もあり、松本さんのおかげで新しいご縁に出会うことができました。人と人を結ぶご縁の糸が、今回のように重なり合うことで、太い絆になっていくのだろうと思います。


 川合 正晃(三重県松阪市