市長と児童の語る会

陸前高田、今日はどんよりとした曇りでした。午前は集会所などの外回り、午後は松坂市の方(民謡ボランティア)の老人ホーム慰問の対応などを行いました。
 
  
昨日、市長と児童の語る会が、市役所議場で開かれました。市内9小学校から現在の市議会議員数と同じ児童18人が参加。「こんな陸前高田になったらいいな」をテーマに、児童から戸羽市長に提言や質問がありました。
内容は、
「みんなが早く仮設住宅から自分の家に住めるようにしてください」
「防波堤をつくり、災害に強いまちにしてほしい」
「娯楽施設やスポーツ施設をつくってほしい」
高田松原を復活してほしい」
「お年寄りや子どもが楽しく過ごせるまちにしてほしい」などで、
戸羽市長が丁寧に答えていました。
 
私にとっても陸前高田の現状を知るよい機会となりました。
 
被災された方は、仮設住宅で2度目の冬を迎えようとしていて、様々な不安を抱えています。陸前高田市は、現在、復興計画のもと、まちづくりが進められていますが、目に見えるかたちのものは少なく、復興にはまだまだ時間がかかります。
 
陸前高田の人たちが、思い描く「新しいまち」を自分たちでつくるんだという気持ちを持って、行政と住民が一緒につくっていければ、きっとその先に明るい将来が見えてくるのではないかと思いました。
 

【市長と児童の語る会】
まちづくりなどについて小学生が活発に質問しました。


堀江博之(茨城県水戸市