「奇跡の一本松」古里に〜設置作業始まる〜

 12日午前9時半頃、昨年9月12日に保存に向けて伐採が行われた陸前高田市の「奇跡の一本松」の跡地への設置作業が始まりました。
 3月1日までに幹部分、5日までに枝葉部分が設置される予定。
 3月22日に市は、一本松保存事業の完成式典を予定。

 幹部分は、太さ最大直径約1メートル、くり抜いた部分に入っている支柱は同65センチ程度。6分割した幹のうち根元に近い2部分を設置し、3メートル埋設してコンクリートで固定します。

 7万本の松原から津波に耐え生き残った1本「奇跡の一本松」。それは、被災した方々の精神的な支えとなり復興のシンボルとなります。
 保存の必要経費は募金で賄う方針だが、総額1億5000万円のうち2月1日現在7898万円の募金額のため、多くの方のご協力が必要となっています。募金の詳細については↓
※奇跡の一本松募金〜陸前高田市
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kategorie/fukkou/ipponmatu/ipponmatu.html
※奇跡の一本松募金〜FB
https://www.facebook.com/RikuzentakataCity/app_324905614239700




苅田 篤史(北海道・登別市